講義（座学、診療デモンストレーション）、体験型手技実習、OSCE（模擬診療）で構成されています。
具体的な内容、時間配分やプログラムは開催されるコースにより多少異なることもあります。

講義
1. 外傷診療総論
2.プライマリー・サーベイ
3,セカンダリー・サーベイ
　（頭頚部外傷）
4,セカンダリー・サーベイ
　（体幹部外傷）

診療デモンストレーション
　現場での救急隊員の活動（JPTEC）と、外傷診療のデモンストレーションを見学していただきます。

3～7名の小グループで外傷初期診療で行う処置や検査手技の体験実習、画像読影をしていただきます。
（コースにより一部内容が異なります）

① 外科的気道確保・骨髄輸液・胸腔ドレナージ・心嚢穿刺
② プライマリーサーベイ・FAST・骨盤シーツラッピング
③ X線読影（胸部・骨盤・頚椎）
④ CT読影（頭部・Trauma pan-scan CT・FACT）

注）FAST; Focused Assessment with Sonography for Trauma
FACT; Focused Assessment with Computed Tomography for Trauma

救急病院の当直医となり、運ばれてきた重症外傷患者を診療していただきます。